やり抜く力(GRIT)

何を始めても中途半端になりがちな為、やり抜く力(GRIT)関連の本を読書。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける  アンジェラ・ダックワース

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 

この本のメッセージを一言でいうと。

「成功するためには、やり抜く力が必要。やり抜く力は鍛えられる。」だ。

結果的に読まなくても、分かるようなそのままのメッセージだが読んでよかった。

非常に勇気づけられたのは「意図的な練習」を説明している箇所である。

そこで、言及されているのは、「意図的な練習」は”しんどい”ということだ。

練習=勉強=アウトプットのためのインプット、といい変えても良いと思うが、どこか成功者の練習過程は楽しく、楽しいので成功できるというようなことを思っていた。

それは、ミハイ・チクセントミハイの「フロー体験」を念頭に考えていたが、本書ではその点も言及があり、結論としてこう結んでいる。

「意図的な練習」は準備の段階で、フローは本番で経験するものだと言える。

「意図的な練習」はしんどい。やり抜く力を鍛えよう。

 アンジェラ・リー・ダックワース 「成功のカギは、やり抜く力」

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やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学 ハイディ・グラント・ハルバーソン 

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

 

「やり抜く人」と書いてあるため、GRIT関係の書籍かと思ったが、邦訳がそうなだけ?で、どちらかというと成功の科学を扱った本。(GRITよりも上位カテゴリ)

GRITするにはどうするかという内容であった。

印象に残ったのは、「目標を具体的」にするという点で、「目標の表現の仕方」で結果が変わるということだ。

分量が少ないため詳細にまとめたりしないが、実際1時間で読めたので、また何回か読み返したい。